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京都へ行ってきました(1)

●1日目 三十三間堂

親と離れて暮らしていると、どうしても旅行といえば「帰省」が最優先で、純粋に旅行したいから旅行するということが難しい私の立場でありながら、今年はモンゴルにも行ったし、今回はまた何の計画も立てず「ふらりと」京都へ行って「ぶらぶらする」という贅沢をしてしまった。

その分親に不義理をして、しばらく帰省できないでいる。老親よ、ごめんなさい。



世界遺産や文化財の宝庫である京都。その1パーセントもまだ私は知らないけれど、三十三間堂は、四半世紀以上前に修学旅行で初めて訪れたときと変わらず、なぜか特別に心惹かれるところだ。

麗しくも圧倒的な存在感で迫ってくる千手観音像たちを前に佇んでいると、それぞれに表情豊かで、細かな意匠も異なる一体一体を、魂込めて彫り上げた仏師たちひとりひとりの思いや、その家族や、日常の質素な暮らしぶりが目に浮かび、その声が聞こえてくるようだ。霊界の導き手と仏師との高次元での交わりが、観音像の形になってそこに存在している。

このような「かしこき」ところへ入り込むことはおろか、近づくことさえ許されないような、貧しい百姓女がわたしの中に乗り移って、運命のいたずらで観音様の大集団を前に両手を合わせ、「ありがたや」と涙を流して拝んでいる――そんなふうな気分になって、私も涙が出そうになるのだ。


●通り道で

スマホでツイッターできる人なら50歩歩くごとに写メをアップしたくなるような味のある光景も、京都ならではの風情がある。


あんまり素敵な字だから、つい写してしまった。


●陶磁器屋さん

三十三間堂を出て少し歩いたところにある「丸萬」という小さな陶磁器屋さんの前に、可愛らしい小さなお皿がたくさん並んでいたので、本当に小さくて軽くて安いものばかりを選んで、旅の思い出にいくつか買った。

手際よく買い物を紙に包みながら気さくにおしゃべりしてくれたお店の奥さんは、美人で気持ちのいい人で、顔を忘れたくなかったので、いっしょに写真を撮った。といっても、自分ではうまく撮れなかったので、たまたまお店に入ってきたお客さんをつかまえて撮ってもらった(笑)。お買い物中にどうも失礼しました。


●ホテルの部屋

わたしはどこへ旅行しても大抵やっすいビジネスホテルを利用するのだが、今回予約したホテルはいつもより上等だったらしい。部屋はスタイリッシュで機能的だし、ズボンプレッサーと加湿器が標準装備なのには感動。ちゃんとファブ◆ーズも用意してある。


しかも驚いたことに、バスルームが介護仕様だった。車椅子のまま入れる広さで、トイレの手すりはもちろんのこと、転倒した際に助けを呼べる高さにも呼び出しボタンがあり、バスタブに渡して使う手すりボードまで用意してある。ドアののぞき穴も、車椅子に座ったままで覗ける高さにもう1つ作ってある。

たまたまそんな部屋に当たっただけで全室がこうではないのかもしれないが(未確認)、何しろ大手の住宅会社の系列ホテルらしいので、さすがに細部まで考えて設計されていると感心した。それにつけても、モンゴルの素朴なホテルが懐かしく思い出される(笑)。


古い京都、新しい京都。 by たびたま

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