Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

禁断のCityVilleに入り込んでしまった。


Facebookを始めて以来、「絶対はまるから関わり合っちゃだめ」と自らに禁じていたCityVilleに「ちょっと覗いてみるだけだから……」と言い訳しつつ手を出して案の定はまりそうになってわかったこと:

このゲームは絶対に一人では先に進めない。

たとえば、町の人口を増やし、住民を幸せにするためには公共施設を建てなければならないが、公共施設を完成させるには職員を雇わなければならない。その職員を「友だち」にやってもらわないといけないのだ。もっとも、職員になったからといって別に仕事をしてもらうわけではない。いってみれば私が公共施設をつくるのを「お友だちに承認してもらう」といったような意味合いだ。

このとき、「友だちがいない人はキャッシュを支払って職員を雇いましょう」という選択肢もある。このとき使われる「キャッシュ」というのは、ゲーム内通貨の「コイン」とは別物で、初めにほんの少し与えられているがビギナーは何もわからないうちにうっかり使ってしまったりしてすぐに無くなってしまうし、「コイン」と違ってゲーム内の活動によって稼げる性質のものでもないので、実質的にはオンラインで購入手続きをして(つまり現実のお金で)買う形になる。2ドルから売っているが、ちりも積もれば山となるから、熱中して自分を見失う人は要注意だ。

もちろん職員を引き受けてくれる「友だち」がいれば、「キャッシュ」に頼る必要はない。とはいえ、ゲームの中で使ういろんな品物(たとえば建物とか街路樹とか野菜の苗とか)を購入しようとすると、「コイン」で買えるふつうのもののほかに、「キャッシュ」でしか買えない素敵な商品がこれみよがしに陳列してあり、期間限定のもの(今の時期ならハロウィーン関連商品)などもあって、巧みに購買意欲をくすぐる仕組みになっている。この手のものを集め始めたらキリがないですよ(いや、さすがに私はお金を出してまでは買いませんけど)。

町をつくるのは面白い。ついつい夢中になる。家を建てれば家賃(「コイン」)が入る。畑を作って作物を収穫すれば「グッズ」が手に入る。お店をつくって売り上げを出すには、「グッズ」を供給してやらないといけない。お店をつくるにもグッズを生産するにも「コイン」と「エナジー」が必要だ。目先の利益ばかりを追い求めて家賃を回収し作物を収穫するのに躍起になっていると、いつの間にか「エナジー」が切れて身動きが取れなくなる。「エナジー」がなくなると、新しい建物を建てるのはおろか、家賃の回収も作物の収穫もできなくなってしまうのだ。うまくできている。

いったんつくった家や庭木や歩道をよそに移動させたり向きを変えたりして外観を調えたりするのは、「エナジー」がなくてもできるので、そうやって遊んでいるだけでも、おままごとみたいでけっこう楽しい。町を見ればその人の性格がわかるというが、たしかに、こうやって遊んでいると、自分の考え方の傾向みたいなものが見えてくる。ひょっとするとコラージュとか箱庭療法みたいな効果があるのかも。

「エナジー」は時間が経過すれば回復するので、なくなったら素直にゲームをあきらめて仕事や生活行動に戻るのが一番健康的だし、時間も無駄にせずに済む。しかしながら、「エナジー」がなくなるとすかさず
「エナジーはお金で買えるんですぜ、奥さん」
とポップアップ画面が誘いの手を伸ばしてくる。これが曲者だ。

どこの銀行にもサラ金にも相手にされなくなったとたんに現れる闇金業者みたいなこんな手口に、通常の精神状態ならぜったいに引っかからないが、「ようやくお金がたくさん貯まって新しいショップを建てられるところまでこぎつけたのに」なんて地団駄踏んでいるタイミングでこんなのが出てきた日には、うっかり「お買い得!」な100ドルパックのボタンを押してしまいそうになる。危ない危ない。いくらドル安だって、日本円とケタが違うんですから。

とはいえ、途中でゲームをやめられなくて安いのを何度も繰り返し買い足すくらいなら、最初からお買い得パックを買った方がはるかにお買い得であることは間違いない。えーと(勧誘画面を確認中)、たとえば2ドルで買えるのは15キャッシュだが、100ドルパックだと1000キャッシュだ。たしか、職員1人を雇うのに1キャッシュ必要のはず。でも私は遊び始めたばかりだから知らないだけで、レベルが上がっていったら、職員の年俸が高くなったり、1つの公共施設で何十人も雇わないといけないようなことになっていくのかもしれない。私の想像ですが。
※これを読んでお買い得パックを何万円分も買い込んだりしないでください。当方は責任を負いかねますので、念のため。

CityVilleをやっている友だちがたくさんいれば、うっかりゲームで借金地獄に陥る危険も回避でき、何より友だちが多い方が楽しくレベルアップできるシステムになっている。助け合ってお互いに発展するという、いわゆる「Win×Win」の関係が構築されているのだ。

初めは自分の町の設備を充実させるだけで手一杯でも、やがてレベルが上がってくると、流通ルートを拡張して、自分の町で生産できないものは友だちの町から調達できるようになったりするらしい。まさに鎖国から明治維新、さらには昭和の高度成長期くらいの大転換が起きるわけだ。

「別に私はずーっとひとりぼっちでいいしー。レベル上がらなくてもいいしー」という場合はそれでもいいのだが、友だちづきあいをしない人は、最初に与えられた小さな町の面積をそれ以上広げられないシステムになっているので、早晩土地が足りなくなってにっちもさっちもいかなくなるのだ。そうなるといつしか住民の顔からにこにこマークが消え、いかにも不満げな顔でうろつき回るようになり、町の状況をチェックするたびに「住民たちは不幸せです!(;O;)」と責めたてられる。

もっとも、そんな八方ふさがりな感じがたまらなく好き!というマゾヒスティックな人には意外と楽しめるかもしれない。まだそんな状況に陥ってないので分かりませんが。

要するに、たとえユーザーが「ゲームのためなら何万円つぎ込んでも構わない、私は断固自分の力だけで頑張る!」と心に決めていたとしても、結局はお友だちに頼まないとどうしてもクリアできない課題も出てきて、ネットワークを拡張して何ぼというこのゲームの基本的性質を嫌というほど思い知らされる結果になるのだ。

かくいう私も、ログインするたびに「もっとたくさん友だちを連れてきましょう」と執拗なまでに要求され続けることに、「楽しそうだな」と思ってサークルに入ってみたらそこは世界最大の新興宗教団体で、「もっと宣教しろ~、信者獲得しろ~」とマインドコントロールされているのと同じような薄気味悪さを感じ、私自身がそこに若干の抵抗を捨てきれないから、おおっぴらに「CityVilleやろうよ!」と友だちを誘えないでいる。そもそも誘うほど友だちがいないのだけど。

だからCityVilleに興味があって「ちょっと」やってみたいと思っているか、すでにやっていて「そんなに困っているならお友だちになってあげるよ」という方がいらしたら、ぜひご一報ください。


ほらもう完全にはまってる。だからやめとけって言ったのに。
by 陰の声



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。