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「ありがとう」は難しい

ウランバートルに着いたその日、ガイドのゾルさんモンゴル語の発音を教えてもらったけれど、何より難しかったのは、「バイラルラー(Thank you)」の発音だ。

英語のアルファベットで書いてみると"Baiarlalaa"(かな?)というふうになり、"r"と"l"が至近距離で合計3つも並んでいるだけでも日本人にはかなり発音しづらいのだけど、モンゴル語の"l"は独特で、どうしても私にはゾルさんと同じ音が出せない。

おおかたのテキストには「バイラルラー」とカタカナ書きがしてあるが、Googleで調べたら「バイルヒラー」と書いている人もいて、実際、ゾルさんの発音はときとして「バイルヒラー」と聞こえたり、「バイルッダー」と聞こえたりした。

だからといって私も「バイルヒラー」とか「バイルッダー」とか言えばいいのかというと、それではまったくモンゴル人の「バイルヒラー」とか「バイルッダー」にはならないのであった。

とにかく本場もんの「バイラルラー」は、絶対に「バイラルラー」とは聞こえないことだけはたしかだ。

何しろモンゴル語の"l"というのは、たとえば「モンゴル(Mongol)」という国の名前を現地の人が発音すると「モンゴッ」というふうに聞こえるくらいで、「らりるれろ」とは全然別の音なのだ。

ゾルさんの発音と口の形を観察していると、モンゴル語の"l"は、舌の先を下の歯の裏につけた状態で発せられ、その舌の両脇から勢いよく空気が発せられる瞬間にできる一種の摩擦音(で、"d"にも"though"の"th"にも似た音)のように聞こえるのだが、それはあくまでも私の「聞いた感じ」であって、ゾルさんも語学教師ではないのでその辺の詳しい説明はできず、結局しかとはわからなかった。

そんなわけで今回の旅行中、いちばん使いたい言葉「バイラルラー(あるいはバイルヒラー)」、すなわち「ありがとう」という大切な言葉を、とうとう一度も満足のいく発音で言えなかった。しかし結論を言えば、日本人旅行者は「バイラルラー」でぜんぜん問題なく通じるのでご安心ください。


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※ワールド・ビジョン「モンゴルを知る旅」のツアー報告とスライドショーは、ワールド・ビジョン・ジャパン の こちらのページで見られます。


モンゴル、ありがとう。 by たびたま

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