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またまたドゥマン・ホテル

8月24日 水曜日 (8)

●鍵の顛末
そうそう、ドゥマン・ホテルの話をするのを忘れていた。
今朝ADPへ出かけるとき、部屋の鍵をどうするかで、同室のS嬢とひとしきり悩んだ。

「フロントに預けたら最後、きのうみたいにどれがどこの鍵かわからなくなって、見つけ出すのにまた苦労するんじゃないかな」
「鍵に番号がついてないのがいけないんだよね」

考えた末、手持ちの付箋に私たちの部屋番号を書いて鍵にくっつけ、
「これが、うちの部屋の番号ですから」
と、何度も何度もしつこいくらい番号を指さし確認して、お姉さんに渡した。

ここまですれば
「鍵に番号をつけてください」
という私たちの気持ちが伝わるだろう、と期待して。

鍵を受け取ったフロントのお姉さんは、付箋を見て無言でうなずき、
「心得た」
という顔をして、鍵をしまった。

果たして、きょう鷹匠の川からホテルへ戻ってきて、
「20XXの鍵、プリーズ」
とお姉さんに声をかけると、お姉さんは少しも迷うことなく、さっと鍵を取り出して渡してくれた。

その鍵には、たしかに間違いなく部屋番号を書いたシールが貼られているではないか。

おお、気持ちが通じた!と感激しかけて、よく見るとそれは、今朝わたしが自分でボールペンで書いて貼った付箋の、余白を切り落としてあるだけなのだった。

お姉さん…

付箋ですけど。いいんですか。

いいんだよね。きっとこれで。

こんなウルギーの人たち、やっぱり好きだなあ、とまた思った。


●タオルの顛末
さて、部屋に戻ると、さらにもう一騒動が待っていた。

シーツは替えてないだろうくらいのことはわかっていたが、使用済みのバスタオルが、まったくそのままで放置されているのだ(ということはたぶん掃除もぜんぜんしてない)。

私は今朝顔を洗って拭くのに使っただけなので、バスタオルはちょっと湿っている程度だが、S嬢は昨夜シャワーを浴び、洗髪をし、水浸しの床をその使用済みのバスタオルできれいに拭き掃除してくれたらしい。(バスマットというものがないので、バスタオルを雑巾代わりに使うしかなかったのだ。)

これは、他の部屋の人たちも同様で、
「トイレの床を拭いちゃったタオルなんて、もう使えないわ!」
と、みんな大騒ぎになっている。

スタッフがホテルにそのことを伝えると、ホテル側の対応はきわめて落ち着いたもので
「はい、タオル替えてませんよ。だからチップももらってないでしょ」
という返事だったとのこと。

たしかに、枕元に置いた1ドルには手をつけてない。が、そもそもチップというのは心付け、ほんの気持ちなのであって、ホテルの業務に対する報酬ではない。それは宿泊料として支払っているものだ。――というのは、しかし、私たちの思い込みに過ぎず、よその国へ行けば、また違う常識がある。

ウランバートルの「高級ホテル」であるフラワー・ホテルなら、日本のビジネスホテル並のサービスが普通に受けられるが、ウルギーではタオルの交換どころか、部屋にトイレがついてないホテルだって当たり前なのだ。実際、「念のためタオルは自分で用意しておいてください」と、スタッフからも前もって言われていた。

もし、宿泊しているあいだじゅう同じタオルを使わなければならないと最初からわかっていたら、きっとみんなシャワーを使わなかっただろう。ところが、いったんタオルを提供されてしまうと、次の日には当然清潔なタオルが補充されるものとはなから思い込んでいる。日本人は行き届いたホテル・サービスに慣れているので、要注意だ。

ドゥマン・ホテルとしては文句を言われて心外だったかもしれないが、結果的には、みんなのタオルは新しいのに取り替えてもらえることになった。やれやれ、一見落着だ。

「日本人の団体が泊まって、あれこれ注文がうるさくて大変だった」
と、もしかするとあとで噂話の種くらいにはなったかもしれない(笑)。


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※ワールド・ビジョン「モンゴルを知る旅」のツアー報告とスライドショーは、ワールド・ビジョン・ジャパン の こちらのページで見られます。


まだまだ終わらないよ。 by たびたま


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