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鷹匠見習い

8月24日 水曜日 (6)
博物館の次は、鷹匠に会いに行く。カザフ族といえば、鷲を使った伝統の狩りが有名だ。――といっても狩りを見に行くわけではない。狩りのシーズンはもう少し先だ。

車に揺られていくと、家畜の群れが現れた。羊かな? ヤギかな? モンゴルのカウボーイはかっこいい。遠目に見ただけだが、何だか「男の中の男」って雰囲気を漂わせているのだ。
男は黙ってウシを追う。

やがて、素晴らしく景色のいいところに着いた。
きれいな川

可愛い少年が、鷲といっしょに待っていてくれた。
可愛い鷹匠

まだ子どもの鷲のようだ。荒々しい外見に似合わない可愛らしい声で、しきりに「ピヨ、ピヨ」と鳴いている。
ベイビー・イーグル

OKのサインが出たのか、少年が鷲に近づき、やおら持ち上げた。
クリックしてご覧ください

少年は鷹匠の息子さんで、いま鷹匠の修行中だという。

鷲はまだ1歳。3年ものあいだ訓練して、初めて狩りで使えるようになるのだという。それまでは、新しい鷲を飼うことはないのだそうだ。

よく見ると目がくりくりして、可愛い顔をしている。でもくちばしとかぎ爪は鋭い。脚の筋肉もすごい。さすが猛禽類。
子どもでも猛禽

どこからか、牛がやってきた。日本で野良猫を見かけるよりも自然に、牛がそこいらを歩いている。
牛登場

こんな2ショットは、なかなか見られまへんで。
ウシです。ワシです。ふたり合わせてウシとワシです。
「どうも皆さん、ウシでーす」
「ワシでーす」
「ふたり合わせてウシとワシでーす」
「そのまんまやないかい」
「こらまた失礼いたしましたっ」
「ウシでーす、ウッシッシ」
「ワシがワシじゃ、文句あるかい」
「もうええちゅうねん」
チャンチャン。

「鷲を持ってみたい人はいませんか」
と言われたので、思わず「ハイッ!」と手を上げてしまった。

安全のため、鷲には目隠しをする。
目隠しヘルメット

肘まで覆う厚い革の手袋を腕にはめると、鷹匠が鷲を私の拳にのせてくれた。どう猛な顔をしているが、おとなしく「手乗り」になってると、なかなか可愛いものだ。

「腕をのばしてみて」
と言われた気がしたので、空いているもう片方の手で肘を支えながら腕を上げてみた(鷲がけっこう重たいので、片腕だけでは上げられないのだ)。

そのとたんに、鷲が大きな翼を広げてばっさ、ばっさと羽ばたきはじめた。ひよっこのくせに、すごい力だ。
ばっさばっさ

鷹匠やスタッフたちが何か言ってるけど、よくわからない。「腕を上げると暴れる」と言っているようだ。おとなしくさせなきゃいけないのかと思って、どうしたらいいかわからないので、とうとう地面に下ろした。

革手袋を鷹匠に返し、次の候補者にバトンタッチして戻ってくると、KLさんたち現地スタッフが、拍手で迎えてくれた。
「タビタマ、We are so proud of you!」
「You are very brave! (勇気があるわね!)」
あんまり盛大に褒められてびっくりしたが、何だかいい気分だ。一番にやってよかった(笑)。


しばらくのあいだ、ため息が出るほど美しい風景に見とれていた。まるで何十年も前のハリウッドのスペクタクル映画の中に入り込んだみたいだ。標高が高いせいか、空も山も川も、すごく濃い色で鮮明に見える。
青い川

絶景で集合写真。ほんとうに綺麗なところだった。
空と山と川


鷹匠については、風の旅行社さんのサイトに説明があったので、興味のある方はそちらをどうぞ。 → こちら
(「鷹匠ホームステイ」なんてツアーもあるらしい。楽しそう!)


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※ワールド・ビジョン「モンゴルを知る旅」のツアー報告とスライドショーは、ワールド・ビジョン・ジャパン の こちらのページで見られます。


どんどん続きます。 by たびたま


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