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バヤン・ウルギーADP~ありがとう

8月24日 水曜日 (4)

●写真撮影
外に出て、みんなで集合写真を撮るのかと思っていたら、なんと一組ずつ記念写真を撮ってくれた。このセットから推察するに、ここは「街の結婚式場」みたいなところなのかも…。
子連れ結婚式?

●紙風船の意外な効果
写真撮影のあとは、また会場に戻って、自由に遊ぶ時間。

折り紙もお絵かきも撃沈だったので、お土産に持ってきた紙風船で遊んでみようかと思いつく。
「ハーイ、ビェナラ、行くよ」
私がぽーんとたたいた風船を、ビェナラは抱え込んでしまう。
「何でこんなことしなきゃいけないのかなあ」
って顔している。

「抱えるんじゃないよ、こうやって、ぽーんとたたいて、上げるんだよ」
と、やってみせるけれど、なかなか伝わらないらしく、何度やってもホールディング(笑)。

お父さんや、その辺の手の空いてる人もまざってくれて、ぽーん、ぽーんとやっているうちに、ビェナラも要領がわかってきたらしく、だんだん夢中になり始めた。

そのうち、こちらがびっくりするくらい、ハイになってきた。大きな声で笑い出して、キャアキャア叫んで、周りの人がびっくりしてこちらを見るくらい。
紙風船でハイに

とにかく、ようやく無邪気に笑ってくれたので、ほっとした。写真をとってくれていたY氏(ハイラアストでペアを組んだ人)も、この変化には驚いていた。

そのうち、興奮したビェナラが、紙風船を力任せに叩いたので、パン!と音を立てて紙風船が割れてしまった。

「やばい、また泣くぞ!」
と一瞬身構えたが、あにはからんや、ビェナラは「キャーハハハ!」とギョッとするような大声でけたたましく笑い出し、可哀想な紙風船の残骸を容赦なくグッシャグシャに破壊してとどめを刺したと思うと、テーブルへすっ飛んでいき、新しい紙風船をとって戻ってきた。ああそうか、1パックに2つ入っていたんだっけ。助かった。それにしても何だ今のものすごい勢いは。

その後も、やめろと言われるまでビェナラは紙風船で遊び続けた。Y氏からも「これ、自分まだ持ってるから」と紙風船やほかのおもちゃをもらった。ビェナラ、よかったねぇ。


●笑顔
紙風船でスーパーハイになってしまったビェナラは、ランチの時間になると、文字通り憑きものが取れたように(笑)シューンとおとなしくなってしまった。ビュッフェの料理を取るにも、フォークで口に運ぶにも、「しぶしぶ」モードが戻ってきた。

あんなにキャアキャアいって楽しく遊んだから、もうさすがにすっかり打ち解けてくれたかと思ったが、やはりあれは紙風船の魔法だったのだな。

ランチの後、私たちからのお礼として、「上を向いて歩こう」と「大きな栗の木の下で」を合唱。子どもたちにも、「大きな栗の木の下で」を一緒にやってもらった。

覚えの早い子は、初めての歌なのにとても上手にやっていたが、ビェナラは歌の振りをやるにも、スプーンでピンポン玉を運んだときと同じようにすごく慎重派で、固まったまま、「おずおず」という感じで腕を動かしているのだった(笑)。

さっき一緒に描いた絵を、私は食事中、背中と椅子の背の間に挟んでおいていたのだが、それを忘れていると思ったのか、ビェナラが「ハイ!」という感じで、手渡してくれた。その笑顔の、まあ天使のようにかわいらしかったこと!
ビェナラの笑顔


別れ
さっき撮影してもらった記念写真を、ランチの間にプリントアウトしてくれたらしい。何から何まで行き届いたご配慮、ありがとうございます。

写真の裏に、チャイルドが自分の名前を書いて、スポンサーさんへのお土産として渡す、ということになっていたらしいのだが、ビェナラのお父さんは、ビェナラに書かせないで、自分で書いてしまったらしい。でもどう見てもそれは「ビェナラ」とは読めないので、カザフ語の通訳のおじさんに「これ何て書いてある?」と聞いてみたら、どうやらお父さんが自分の名前を書いたらしい(笑)。

そしたら今度は通訳のおじさんが、サインペンを持って、なにやら書き出した。
「B E N E R A」
と書いて、「これが子どもの名前だ」と私に説明する。

だから、それをあなたが書いちゃだめでしょ…スペルも違うし(笑)。

ほんの1日ここで過ごした間に、私は、こんなウルギーの人々が、何だかとっても好きになってしまった。


「カザフ族の人は、お別れにキスをする習慣がある?」
とスタッフに聞いてみると、
「構わないと思う」
という答えだったので、通訳のおじさんに頼んで、ビェナラに伝えてもらった。

最初に、私がビェナラの両頬にキスをして、
「ビェナラも、ここにキスしてくれる?」
とほっぺを指さしたら、小さな可愛い唇で、ぷっちゅ、とキスしてくれた。

私は、すごくビェナラが愛おしくなって、ぎゅーっと抱きしめて、
「ラフメット、ラフメット (ありがとう)」
と何度も繰り返した。
※もちろん、「ラ」は巻き舌で


そして、私たちはチャイルドと別れた。


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※ワールド・ビジョン「モンゴルを知る旅」のツアー報告とスライドショーは、ワールド・ビジョン・ジャパン の こちらのページで見られます。


どんどん続きます。 by たびたま


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