Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バヤン・ウルギーADP~初デートで泣かれる

8月24日 水曜日 (3)

●非常事態
シクシク

ビェナラが、声もたてずにぽろぽろと涙をこぼしている。
みんながステージに気を取られて、ようやくひとりになったから、糸が切れちゃったのかな?

こんなに大勢の人たちが集まっているところに、よそ行きの服を着て連れてこられて、何人もの大人の中に子どもは自分1人で座らされて、頭の上をわけのわからない言葉が飛び交って、そんな中、きょう初めて会った日本人のおばさんに、いったいどんなふうに接すればいいのか。

可哀想に、どんなにか緊張して、気を張り詰めていたことだろう。

お父さんがニヤニヤ笑って、ビェナラをからかうように、横からちょっかいを出している。ビェナラは怒って、真っ赤になって、お父さんの手を叩いている。

もう。男の子はこれだから。

ビェナラが泣いてる!ってことに気づいたワールド・ビジョンのスタッフが、慌てて飛んできた。なんとか泣き止ませようと、抱きしめたり、顔をなでたりしながら、慰めている。

初めてのデートで、いきなり女の子に泣かれてしまった男の子みたいな気分だった(笑)。

ビェナラはそれからずいぶん長いことスンスンやっていたが、もう私はあんまりビェナラの顔を見ないで、ずーっと、背中をゆっくりさすっていた。

テーブルの上にはお菓子やジュースが用意されていた。そのお菓子を、ビェナラは下を向いたまま、黙々と食べ続けている。1人で全部食べてしまいそうだ(笑)。甘い物を食べて、少しは落ち着いたかな?
お菓子


●みんなでゲームをやる
バヤン・ウルギーADPのスタッフの皆さんは、本当にいっしょけんめい今日のイベントの準備をしてくれていたらしく、みんなが一緒に楽しみながら仲良くなれるように、いろんなゲームも考えてくれていた。

まずは、綱引き。

男性ばかりのチームだったり女性ばかりのチームだったりと、だいぶ条件が違う。勝ち抜き戦なので、やはりパワフルなメンバーがそろっているチームが勝ち抜いてくる。わたしたちの組は、最初の1回だけは勝ったが、あとは、スタートしたとたんにものすごい力でひっぱられて、私はそのたんびに、綱につかまったまま床にひっくり返されていた(笑)。

2つめのゲームは、競争なんだけど、いろんな要素が組み合わさっていて、なかなか複雑だ。

まず、会場のむこうの端から、チャイルドがスプーンにピンポン玉を載せて、落とさないように歩いてくる。

保護者とスポンサーはこちら側で風船を持って待っている。チャイルドがこちら側にたどり着くと、保護者とスポンサーは風船を挟んで背中会わせになり、両腕を組んでそのまま横走り(というかジャンプ?スキップ?何というんだろう)して向こうの端まで行き、着いたら今度は二人三脚で戻ってくる。

2人が戻ってきたら、今度はチャイルドも加わって3人1列になり、一番前の人が次の人に、次の人が一番後ろの人にと、前を向いたまま、頭の上からボールを後ろへ手渡していく。3番目の人は、ボールを受け取ったら、急いで一番前に来て、次の人にボールを渡す。こうして1人ずつ前に移動しながら、3人そろってじりじりと前に進んでいく。

で、このタイムを競う、というもの。

スプーンの玉運びは、全然落とさずにさーっと走ってくる上手な子もいれば、落としては拾い、落としては拾いしながらくる子もいる。ビェナラは超がつくほど慎重派で、ぜったいに落とさないように、ゆっくり、ゆっくり、歩いてくるので、かなり時間がかかっていた。人柄が出るなあ。

ようやくビェナラが戻ってくると、いよいよお父さんと私が、背中に風船を挟んでスタートしたが、お父さんは背も高いし若さも体力もあるので、とてもついていけず、ほとんど私はお父さんに引きずられている格好だった(笑)。

帰りの二人三脚も、日本の二人三脚とはちょっと違い、片足のままジャンプして戻ってくる感じ。私も含めてほとんど中高年のスポンサーたちには、「本当に遊びですか?」というくらい肉体的にハードなゲームだ。

最後の芋虫レースは可笑しかった。ルールをよく飲み込めてないグループは、ボールを持った人が一番前に移動しているのに、列の中でもさらに順番を入れ替わったりして、同じところをぐるぐる回っていておかしなことになっていたり、逆に、最後の人が前にいくとき、ずいぶん前まで走っていって、残りの人もどんどん前へ動いたりして、ギャラリーから「わあ、ずるだあ」なんて言われている組もあった。

私たちの組も、だいぶ遅れていたので、最後はたぶん、かなりずるした方だ(笑)。

それでも1つも優勝はしなかったが、身体を動かして遊ぶのは楽しかった。


●共同でお絵かき
運動会のあとは、テーブルに戻ってチャイルドと共同でお絵かき。

まずスポンサーが目隠しをして、紙に人間の頭と胴体と手足を描き、チャイルドがそれに顔や衣服などを描き足して、絵を完成させる、というもの。

で、できあがった作品が、これ。
共同作業
くまのぬいぐるみではなく、人間です。

ここには紹介できないが、それこそどこかの「画伯」の作品じゃないかと思うくらい、独創的で面白い人物画に仕上げている子どももいた。

ビェナラは、スタッフから「ここにお花描いたら?」「ここに色を塗ったら?」などと言ってもらって、言われたとおりにやっている感じだった。たぶん、「好きなように絵を描く」ということには、慣れていないのだろう。ちょっとやってみれば、お絵かきも楽しくなるはず。私のあげたクレヨン、使ってね。


「モンゴルを知る旅」 記事一覧 に戻る



※ワールド・ビジョン「モンゴルを知る旅」のツアー報告とスライドショーは、ワールド・ビジョン・ジャパン の こちらのページで見られます。


どんどん続きます。 by たびたま


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。