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コメント

[C349]

たびたまさん、こんばんは。
タイトルを読んで、「吸血たびたま」って???
寄って見ましたが、お年寄りの方とこのような会話を毎日のようにされてるたびたまさん 頭が下がります。

私もお店に来てくださるお年寄りのお客様と話をする事があるのですが・・・正直、お客様だと思うから、同じ内容の話を10回20回と聞いていても 初めて聞くような態度で聞くことが出来るのですが たまに「もう何度も聞いたから・・・」と心の中で叫んでます。

それに比べて(比べるのも間違いですが・・)たびたまさんは すごいですねぇ。
  • 2009-02-22 21:00
  • あじさい
  • URL
  • 編集

[C350] あじさいさんへ

いえいえ そんな立派なものじゃございませんよ(^ ^;)
あじさいさんが お客さまの 同じお話を
何度も辛抱強く 聞いて差し上げるのは
お客さまだから・・・我慢して・・・「我」を抑えて・・・
つまり 「奉仕の心」でしょう?

たびたまのは・・・ただ 遊んでいただいてるだけ(笑)

認知症の方は 「常識」という 狭い枠を外れて
それぞれ ご自分の王国に 生きていらっしゃいます
たびたまはその王国に お邪魔させていただいて
「へぇ~」「ほぉ~」と 興味深く 感動しながら
あちこち 探検させていただいているんです(^ ^)
人の数だけ それぞれに多彩な世界があって
そして 毎回 ぜんぜん期待していないのに
びっくりするほど 大きなお土産をいただいて帰ります(^ ^)

[C351] たびたまさんワールド!

不謹慎にも・・・楽しく読ませていただきました。
年取ってホントに・・・本来の魂だけの自分になった時に、京子さんのように暖かい心そのものになってる自分は想像できない。
もっと・・・邪悪な魂のような気がするルレクチェです(笑

心を魂を澄んだものにしたいと・・・少しでもそうしたいと。
これが修行なんですね。
欲深な私には・・・長く辛い道・・・。
がんばるどー!
(ハルヒコさんにも・・・よろしく!
  • 2009-02-22 23:25
  • ルレクチェ
  • URL
  • 編集

[C352]

この会話、たびたまさん、全部覚えているんですかぁ!
すごいです!!!
それにしても、京子さん、面白いですねぇ(笑)。
もう、お腹抱えて笑ってしまいました^^
こんな会話を聞いていると、ある意味、とっても幸せだなぁって思います^^
だって、なんだか、もう何の憂いもなく、どこからかやってくるインスピレーションの世界というか、楽しい世界で生きていますよね。
私も、この京子母さんとお話して、「血」を分けていただきたいです(笑)。
でも、自分の血を吸っていいなんて、愛がありますよね~♪ 
まさに、与える愛です!!!
たびたまさんも、優しく接していらして、本当に素敵!
また、楽しいお話し聞かせてくださいね^^

拍手コメントありがとうございました!
>必要な時に助けが現れる
って言葉、本当だなぁと思いながら、ありがたく読ませていただきました。
道を広げ、遠くまで行けるよう、頑張っていきますね^^

[C353] ルレちゃんへ

楽しんでくださってありがとう(^o^)

> もっと・・・邪悪な魂のような気がするルレクチェです(笑
あはは ・・・たびたまもどうなるかわかりません
なにせ 根がひねくれてるから・・・(笑)
でもやっぱり 毎日なるべくきれいな心で
楽しい気持ちで生きるようにしていれば
いずれ「常識」の枠が外れてしまったときに残るものが
少しは違うんじゃないかな(ぜひ 違いたい)

> 欲深な私には・・・長く辛い道・・・。
> がんばるどー!
> (ハルヒコさんにも・・・よろしく!
人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し(家康)
・・・と書こうとしたら 「重荷を置いて」と変換してしまい
一人ウケているたびたまですが(笑)がんばるどー!

ハイ ハルヒコさんに伝えておきます(^ ^)

[C354] Megiさんへ

> この会話、たびたまさん、全部覚えているんですかぁ!
もうね~~ と~~っっっても楽しかったので
何としても みなさんにお伝えしたくて
帰宅後 必死に思い出して書いたんですよ
でもこれで精一杯・・・(フー)
ほんとうはもっともっと長い時間お話ししたんですけど
「お腹抱えて笑って」いただいて よかったです(^ ^)

> 私も、この京子母さんとお話して、「血」を分けていただきたいです(笑)。
ほな京子さんにお願いしてあげますから
名刺 もってきなはれ(笑)

> でも、自分の血を吸っていいなんて、愛がありますよね~♪ 
> まさに、与える愛です!!!

そうでしょう! たびたまもじーんときてしまいました(;_;)
それだけに その他の不気味な発言の数々が
より奇っ怪さを増すのです(笑) 

[C355]

たびたまさん、このおばあさまはとても想像力が豊かでいらして、
お若いころは楽しい方でしたでしょうね。
お話しは二転三転しますが、次はどんなお話しが出てくるのかしら?と、
途中から興味が湧いてきちゃいませんか?
マムも、お義母さんに会いに行くと、こんな光景に出合いますが、
視点を変えてみると、まさに童話の世界ですよね。
でも、いくつになっても、愛が溢れていて、素敵なおばあさまです。

[C356]

たびたまさん、こんばんは。
相手を尊重しながら、合わせられるってすごいなって思いましたv-411
相手の言っている言葉はどういう意味なのか探るって結構、力いりますもんね。

明日には忘れちゃうかもしれないけど、
たびたまさんのおかげで、
穏やかで楽しい時間を過ごせたんじゃないかなって思いました。
記憶じゃなく、心のバランスの手助けをたびたまさんはしたんじゃないかな~って、ヒロヒロ的解釈だけど…(汗)

血吸う~???
恐いけど(笑)…きっと、元気になりなよっていう京子さんの優しさですねv-398

たびたまさんの関西弁、グ~でした(笑)
でも…京都弁じゃなく、コテコテの大阪弁のような…(笑)

[C357] マムさんへ

本当にね たいていの方は、同じお話しの繰り返し
(それもかなり狭い範囲)になるのですけど
京子さんは 次に何が出てくるのかまったくわからず
湧き出るイマジネーションの泉に 圧倒されっぱなしでした
まさにファンタジーホラーの世界(笑)
マムさんのお母様も こんな楽しいお話をなさるのかしら?
どうぞいつまでもお元気でいてくださいますように(^ ^)

> でも、いくつになっても、愛が溢れていて、素敵なおばあさまです。
ホントですねぇ こんなおばあさまになりたいですねぇ~
血を吸わせてあげるかどうかは 別として…(笑)

[C358] ヒロヒロさんへ

> 相手の言っている言葉はどういう意味なのか探るって結構、力いりますもんね。
そうですね 相手がだれであっても
「何が言いたいのかな?」と考えて
理解する努力は 大切ですよね
たびたまは 認知症の方とお話しして
その練習をさせていただいているように思います

> 血吸う~???
ギョッとしますよね でも 可笑しい(笑)
たびたま 京子さんの優しさに感動して涙ぐみながらも
いっしょけんめい 笑いをこらえてました(笑)

> 記憶じゃなく、心のバランスの手助けをたびたまさんはしたんじゃないかな~って、ヒロヒロ的解釈だけど…(汗)
そんなふうに解釈してくださって とてもうれしいです(^ ^)
「本人はわからないんだから 関係ないでしょ」って思う人も
いるかもしれないけれど…
たとえ30秒後に忘れてしまっても その一瞬一種の
精神の閃きとか 喜びとかに 意味があると思っています
きょうも素敵なコメント ありがとう(^ ^)

[C359]

ん~~・・・なにかファンタジーと思って読んでいたのですが、途中で「藤山寛美の人情喜劇」の台本を読んでるような感覚で、笑いあり、涙あり、人情ありの舞台のようでした^^
きっと京子さんは、その才能もお持ちだったのではないでしょうか?それとも役者さんだったのかな?シリーズにして、そのまま本にしたり舞台になりそうです^^
で、たびたまさんは吸血鬼の役柄で主演に決まりですね^^v
  • 2009-02-24 10:39
  • 大世
  • URL
  • 編集

[C360] 大世さんへ

「藤山寛美の人情喜劇」…なるほど(笑)
そうですね、そういう才能がおありなのかも…
これは、案外、ハルヒコさんが作家さんというのも
まんざら 妄想ではないかもしれませんね???
こんど本当に名刺もっていって、紹介していただこうかな?
吸血鬼役のオーディションを 受けられるかも…(笑)

[C361]

たびたまさん、おはようございます。

この、京子さん、とっても発想が豊かで、しかも愛情深い方なのですね。
自分の血までくださるとは、なかなかできることではありません。

タイトルを見たとき、何の事かと思いましたよ(笑)。

私も、たとえ認知症になったとしてもどんな病気になったとしても、
京子さんのように、心根に愛情をたっぷりたたえたおばあちゃんになるべく、日々精進していきたいと思います。
  • 2009-02-27 07:09
  • ちなみ
  • URL
  • 編集

[C362] ちなみさんへ

> この、京子さん、とっても発想が豊かで、しかも愛情深い方なのですね。
> 自分の血までくださるとは、なかなかできることではありません。

そうですね きっと そういう方なのでしょうね~
でも、一見した感じでは、しかめっつらで
どちらかといえば 怖い感じなのです
ひとは見かけによりませんね~(笑)

> 私も、たとえ認知症になったとしてもどんな病気になったとしても、
> 京子さんのように、心根に愛情をたっぷりたたえたおばあちゃんになるべく、日々精進していきたいと思います。

ほんとうですね、認知症になっても、まわりのひとを
幸せな気持ちにできる人でいられたらいいですね
いつも素敵なコメント ありがとうございます(^ ^)

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ほのぼのファンタジーホラー「吸血たびたま」の巻

よい子のみなさん 寄ってらっしゃい見てらっしゃい
きょうも また
コンパニオン(お話し相手)たびたまの お話
始まり始まり~



おやつの時間は だいたい 3時ですが
何十人もいる 入所者のみなさんに
お茶とおやつを配るのは 時間がかかります

最後のひとに 配り終えたときには
最初に配ったひとは とっくに食べ終えていて
いま おやつを食べた ということを
すでに 忘れていたりします(笑)



おやつのときだけ お部屋から連れてこられて
おやつを食べ終えると また
お部屋に 連れてかえってもらって
夕食まで お部屋で休む人も 多いようです



「ねぇ わたしも 部屋にいった方が
いいと思うんだけど・・・?」
「ちょっと待ってて 京子さん
先に○○さんを連れていくから・・・」

そんなやりとりが聞こえたので 行ってみると
その 京子さん らしきひとが
椅子から 中途半端に 立ち上がったまま
途方にくれたような 顔をしています

たびたま どうなさいました?

京子 もう 部屋に帰ろうと
   思ってるんだけど・・・

 さっき スタッフさんが
   「待ってて」 って おっしゃっていたから
   座って 待っていらしたら?
   立ったままだと お疲れになるでしょう?

 そうねぇ (素直に座る)
   まあね! 次から次に有名人が
   出てくるんだもの びっくりしたわよ!

 えっ?
   有名人が 来たんですか?

 (驚いた顔をして)そうよ!
   来たじゃないの!
   あんた 見なかったの?

 (さっき いらしていた
   歌のボランティアの人かな?)
   そうなんですか?
   どんな方が いらっしゃったんですか?

 すごかったじゃないの!
   まぁ 透き通るような いい声で!
   ええと・・・ 何 歌ってたかしら・・・

 ああ(やっぱり) そうでしたねぇ~
   「雪のトロイカ」とか 歌ってらっしゃいましたね

   ♪ゆーきーの 白樺なーみきー
   ゆうーひーがーはえる~~♪


 そうそう!(うれしそうに)
   それよ!

 お上手でしたよねぇ~(^ ^)
   どこの 先生でしょうね?

 さぁねぇ~? わたし 1回
   聴きにいったと思うんだけど・・・

 あの方の・・・コンサートを?

 そうよ! どこだったかしら?
   アオ・・・青山劇場・・・

 青山劇場に?

 そうそう そうよ!

 それは 素敵ですねぇ~
   お友だちとごいっしょに いらしたんですか?

 そうね いっぱいいたわよ
   とにかく・・・
   青山は 行儀が悪いの!

 は? 行儀が悪い・・・

 とにかくね! 出来が悪いの!
   だめなのよ! 青山は

 そうなんですか それは・・・
   残念でしたねぇ(???)

 あっ! (少し遠くを見て)
   何やってんの! アレ! 今・・・

 えっ?
   なに? 何があったんですか?

 いま 牛が出てきたのよ!

 ええっ!

 いろいろと とんでもないものが
   出てくるのよ!
 ここは!

 そ そうなんですか?
   いろいろって・・・
   どんなものが 出てくるんですか?

 そうねぇ
   牛も出るし・・・ 馬も出るわよ!

 ええっ!
   ・・・じゃあ ゾウさんは?

 ゾウさんは 出ないわねぇ(クスクス)
   (ばかねぇ というふうに)

 あ やっぱり・・・
   ゾウさんは 大きすぎますかねぇ?

 そりゃそうよ~!(クスクス)
   (おかしくてたまらない というふうに)

 じゃあ 有名なひとは・・・

 有名なひとはくるわよ

 水戸黄門とか?

 水戸黄門なんて!(クスクス)
   (なんておかしなこと言うのかしら というふうに)

 あ ダメですか(^ ^;) 水戸黄門は
   もう 流行りませんかねぇ?

 ううん そんなことないわよ!
   水戸黄門も いいわよ!
   ハルヒコが あれの・・・何か・・・書いてるのよ

 ハルヒコって?

 わたしの息子!
   (そんなことも知らないの?というふうに)

 あっ そうなんですか 息子さん・・・
   ハルヒコさんは 作家さんなんですか?

 さぁねぇ~?
   わたし・・・よくわからないわ
   あなた ハルヒコに会ったことある?

 あっ いいえー 残念ながら
   まだ お目にかかってないんですよ

 あら そう・・・?
   (おかしいわねぇ? というふうに)

 こんど 紹介してくださいね(^ ^)

 もちろん! そりゃもう
   いつでも 紹介してあげるわよ!
   いつもこのへん ウロウロしてるんだけどねぇ
   きょうは・・・いないわねぇ おかしいわねぇ

 お忙しいんじゃないんですか?
   きょうは・・・ お仕事で(^ ^)

 そうね いろいろあるからね

 また今度 お会いできるでしょう

 そうね じゃあ あなた・・・
   名刺か何か もってる?
   あったら 渡しておくけど・・・

 あっ・・・ ごめんなさい
   きょうは 忘れてきちゃいました

 家に帰れば あるの?
   (しょうがないわねぇ というふうに)

 ええ 家に帰れば・・・
   こんど 持ってきますね(^ ^)

 そうね わかるかしら?
   わたし たいてい つかまるとは思うんだけど

 ここのひとに(スタッフを指して)
   聞けば わかるでしょう?

 ああ・・・ そうね
   それでも だいたい わかるかもしれないけど
   まぁ 直接 あっちの方に
   連絡してもらってもいいんだけどね
   何やかんやで ウロウロしてるでしょうから

 じゃ そうさせていただきます(^ ^)

 ハルヒコは 同志社なのよ

 まぁ そうなんですか~
   ご立派な大学を 出てらっしゃるんですねぇ

 そう うち 京都だから

 へぇぇ 京都どすか!
   よろしおすなぁ~

 そう? そうでもないけどな・・・
   まぁ うちはね 家は 好きに使うてもろて
   よろしから いつでも どうぞ

 あら そうどすか? おおきに~

 うちにはねぇ~、
   (突然 うれしそうに 目を輝かせて)
   オオカミの子どもが いるのよ!

 ええっ!(・∀・ ; )

 可愛いのよ~
   クゥーン クゥーン クォォーーーン
   ウォオォォォ~~~~~~ン・・・・
   (ひとしきり 鳴き真似を披露)

 まぁ・・・可愛いですねぇ・・・
   (可愛いのか?)
   どこで寝てはるんですか? オオカミさん・・・

 縁[えん]の下で 寝るのよ
   それでねぇ~ 雨なんか降ってきたら
   (このうえなく 誇らしげな様子で)
   わたしを ガブッとくわえて
   家の中に 引きずり込むのよ!


 へぇ・・・ そ それは・・・
   賢い?ですねぇ???(^ ^;)
   ・・・お名前は なんていうんですか?

 ゆり子!

 えっ ゆり子・・・
   ずいぶん 可愛い名前ですね

 そう! ひめゆりの塔で ゆり子!
   「ひめゆりの塔」の映画 見に行ったの
   その帰り道に 会ったの
   それで 「うちに来る?」って聞いたら
   「うん、来る」っていうから 連れてきて
   2、3日 うちにいたの
   それから ずーーーーっと うちにいるの!

 へぇぇ・・・(合意の上での同居?)
   なるほど ひめゆりの塔で ゆり子なんですね
   ひめゆりの塔といえば 吉永小百合ですね

 そうそう 吉永小百合ね
   一時期 つきあってたみたいね

 つきあってた? 小百合ちゃんが?
   ・・・だれと?

 ハルヒコとよ!
   (そんなこともわからないの?というふうに)

 へぇ~ そうだったんですか(・∀・ ; )

 そうなの よく
   家に遊びに来たり してたみたいよ

 へぇ~

 まぁ 詳しいことは
   わたしは 聞いてないけどね
   ・・・あとはね 桃太郎っていう名前なの!

 へぇ~桃太郎・・・
   (え それって オオカミ?)

 (得意げに)
   桃太郎侍の 桃太郎よ!

 ああ~ たしか
   桃太郎侍・・・ 太秦[うずまさ] ですよね?

 そうそう、そうなのよ!
   (遠い記憶をたどるように)
   1回か2回 行ったことあるかな~ わ・た・し

 へぇ いいなぁ~
   わたしも 太秦行きたいなぁ~

 あら そうなの
   あそこ いいわよ~ みんなで行ったらね
   まとめて 集金してくれるから

 (???)へぇ? そうなんですか
   いいですねぇ~(?)

 あっ! あのオジサン!
   (耳元で) あのオジサンね
   いつも えばってんのよ!


京子さんが 指し示すほうをみると
このあいだ 
不機嫌なおばあさん
追い回して カラんでいた おじいさんが・・・

 ああ~
   (小声で) 男はんは だれでも みな
   あんなん ちゃいますの~?

 (クスクス)ほんま そやなぁ(クスクス)

   (しばらく笑い転げていたが 突然ハッとして)
   あらっ?

 ん? なに?

 (スタッフルームから出てきた
   若い 男性スタッフを指差して)

   おかしいなぁ 入るときは女やったのに
   出てきたら男になってるわ・・・


 えっ・・・ そうですか?
   ・・・変身したのかな?

 うん そうやなぁ~
   いや (目を細めて 真剣な表情)
   あれは 牛・・・何の骨・・・?

 は?

 牛の骨が! 人間を食べてるのよ!

 はいーー??(・∀・ ; )??

 何? あれ
   (目を細めて)ハゲ?
   あんたちょっと あれ見てごらん
   「ハゲ」って 書いてないか?

 え? ハゲ? どこに?

 ほら! そこに!
   書いてあるやないの 見えない?
   (スタッフルームを まっすぐ指差す)

 いや~? さぁ~
   わたしには ちょっと 見えないんですけど・・・
   京子さん 目ぇがよろしんですねぇ

 そうか? そうでもないけどな
   まぁ 悪うはないんやろな
   こんなんも よう見えるし・・・
   (自分の手の甲をしみじみ見下ろして)
   ほら 黒いのが 出てきてるやろ
   ここから こう・・・煙が・・・

 (???)そ そうですか?
   (京子さんの手をとる)
   おぉ 冷たい手・・・


京子さんの手は 青白くて 黄みがかっていて
そして 氷のように 冷たかったのです


 ああ こんなに 腫れて・・・
   もう こうなったら ダメやな
   (自分の指をさすりながら ガッカリした様子)

 そんなこと ありませんよ
   ほら! わたしの指のほうが
   もっと 腫れてますよ~

 あらっ まあっ
   ほんと これはひどいわ!
   あんた! どうしたのこの手は!


たびたまの手は 自分でもびっくりするくらい
真っ赤っかになっていたんです

暖房のきいた部屋の中で もう 1時間以上も
しゃがみ続けていた せいでしょうか?
(ボランティア用の椅子なんかないので)


まぁ 腫れてるのは もともとなんですけど(笑)


 あはは ほんとに(^ ^;)
   しもやけかなー?

 あらまぁ・・・
   (オロオロと たいへん気の毒そうに)
   どうしてまた こんなことに・・・

 冷たいお水で
   お米 研いだりするし・・・?(^ ^;)

 これはダメよ これは・・・
   (両手で たびたまの手を すっぽり包んで)
   まぁ! こんなに冷たくなって!


いや 冷たい手は・・・
京子さんの ほうなのですが(^ ^;)

よく 右手が冷たくて 左手があったかいとき
両手を組むと いったいどっちの手が冷たくて
どっちの手があったかいんだか
一瞬 わからなくなるときがありますが
京子さんも そんな錯覚を覚えたのでしょうか?

それから 京子さんは
その たびたまの 「冷たい」手を
わたしが なんとかしてやらなければ
と 使命感(?)に 火がついたらしく
自分の(冷たい)両手で 包んで
なでたり もんだり さすったりしながら
一所懸命 温め(?)続けて くれたのです


 あんた これは なんとか・・・
   対策とらないと ダメよ ぜったい
   (眉根を寄せて 心配そうに)

 そうですねぇ~
   どうしたら いいでしょうねぇ?
   オロナインか何か 塗ったら ええかなぁ?

 そう そうやな
   (きっぱりと)
   オロナインは ええかもしれん

 じゃあ オロナインを塗っておきます

 うん まぁ そのほうがええな
   あらあら まぁまぁ
   (再び オロオロと)
   こんな 黒いのが
   出てきてるやないの こっからも こっからも・・・


京子さんは たびたまの手にも
血管とか 爪のあいだから
立ち上る 黒い 煙のようなものが
見えるらしいのです(^ ^;)タラ~


可哀想で可哀想で たまらない
という顔をしながら 京子さんは
「ああ こないなってしもて・・・」
たびたまの手を 自分のほっぺに くっつけて
大事そうに 頬ずりしてくれました

京子さんの 冷たいほっぺの感触を
手のひらに 感じながら
たびたまは なんだか 胸がいっぱいになって・・・


 ああ お母さん
   すごーく 気持ちよくなってきたわ
   おおきに ありがとさんどす・・・

 ほんまか? ようなってきたか?
   (心底 うれしそうに)
   ああ そらよかった よかったなぁ~
   (両手で スリスリ スリスリ)

 ほんまに すーと 楽になったわ
   もう ぜんぜん 痛くないわ

 そうか? ほんまか?
   うん たしかに だいぶ ぬくうなってきたな
   (スリスリ スリスリ)


うん たしかに 氷のようだった京子さんの手が
だいぶ あったかくなってきました(^ ^)

ずいぶん長いあいだ たびたまの手を
さすってくれていたからね


 うん あったかいなぁ
   あったかくて 気持ちええなぁ
   お母さんの おかげやわ
   ほんまに お母さんの手ぇの力は すごいなぁ

 そうかなぁ~?
   そんなことも あるんやろかなぁ?
   わたしに そんな力はないと思うけど・・・
   やっぱり あるんかなぁ?

 あるある あるよ~
   だって うそみたいに しもやけ治ったもん
   これやったら もう オロナインも いらんわね

 そうやな もう ここまできたら
   (安堵のため息をつきながら)
   オロナインは 塗らんでもええやろ

 おおきに ありがとうね
   ほんまに きょうは
   お母さんに会えて よかったわ(^ ^)

 わたしも よかった(^ ^)
   (たびたまの手を しっかりと握って)
   ああ ほんまによかった よかった

 ほなお母さん また来るね
   また 来たとき 手ぇにぎってくれはる?

 ああ よしよし
   また いつでも にぎったげる
   いつでも おいで

 はい ありがとう ほな・・・

 あっ ちょっと お待ち!

 はい?


京子さんは ふたたび たびたまの手をとると
その手を 大急ぎで
自分の頸[けい]動脈に あてました


 帰る前に たっぷり
   血ぃ 吸うて行きなさい

 ひぇっ (・∀・ ; )


それから 数秒間 京子さんは
何事かを念じているかのように じっと目を閉じて
たびたまの手を
頸[けい]動脈に あて続けるのでした


 お母さん ありがとう もうええよ・・・
   そんなにいっぱい 血ぃ くれはったら
   お母さんのほうが 倒れてしまうわ・・・

 いや わたしは 大丈夫や
   あんたが治ったら それでええ

 お母さん おおきに・・・(;_;)
   ありがとね・・・
   (じーん)

 うんうん ええからええから
   (にっこり笑って)
   また いつでも 治してあげるからな

 うん ありがとう・・・(涙)
   ほな お母さん うち もう行かな
   汽車の時間があるし・・・

 どこまで帰るの? あんた

 えーと 福島まで ←テキトーです(笑)

 福島かぁ~ そら 大変やなぁ

 だいじょうぶ!
   お母さんに いっぱい 元気にしてもろたから
   ほな また 来るからね

 うん またおいで

 きょうは ほんま どうもありがとう

 うんうん

 ハルヒコさんにも よろしいに
   ゆうてくださいね

 うんうん ゆうとく ゆうとく

 ほなお母さん さいなら
   また来るね~

 さいなら またおいで~
   (別れのハグハグ)


「母をたずねて三千里」のテーマ曲を
頭の中で フルオーケストラで聞きながら(笑)
京子さんの血をたっぷり吸った たびたまは
元気溌剌として 家路についたのでした(笑)



京子お母さん おおきに・・・

たびたまのことは きっと あっという間に
忘れてしまったと 思うけど

いっしょけんめ 手 さすってくれて・・・

ほんまに うれしおしたえ(^人^)




しかし 謎は多い・・・(笑) by たびたま

コメント

[C349]

たびたまさん、こんばんは。
タイトルを読んで、「吸血たびたま」って???
寄って見ましたが、お年寄りの方とこのような会話を毎日のようにされてるたびたまさん 頭が下がります。

私もお店に来てくださるお年寄りのお客様と話をする事があるのですが・・・正直、お客様だと思うから、同じ内容の話を10回20回と聞いていても 初めて聞くような態度で聞くことが出来るのですが たまに「もう何度も聞いたから・・・」と心の中で叫んでます。

それに比べて(比べるのも間違いですが・・)たびたまさんは すごいですねぇ。
  • 2009-02-22 21:00
  • あじさい
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[C350] あじさいさんへ

いえいえ そんな立派なものじゃございませんよ(^ ^;)
あじさいさんが お客さまの 同じお話を
何度も辛抱強く 聞いて差し上げるのは
お客さまだから・・・我慢して・・・「我」を抑えて・・・
つまり 「奉仕の心」でしょう?

たびたまのは・・・ただ 遊んでいただいてるだけ(笑)

認知症の方は 「常識」という 狭い枠を外れて
それぞれ ご自分の王国に 生きていらっしゃいます
たびたまはその王国に お邪魔させていただいて
「へぇ~」「ほぉ~」と 興味深く 感動しながら
あちこち 探検させていただいているんです(^ ^)
人の数だけ それぞれに多彩な世界があって
そして 毎回 ぜんぜん期待していないのに
びっくりするほど 大きなお土産をいただいて帰ります(^ ^)

[C351] たびたまさんワールド!

不謹慎にも・・・楽しく読ませていただきました。
年取ってホントに・・・本来の魂だけの自分になった時に、京子さんのように暖かい心そのものになってる自分は想像できない。
もっと・・・邪悪な魂のような気がするルレクチェです(笑

心を魂を澄んだものにしたいと・・・少しでもそうしたいと。
これが修行なんですね。
欲深な私には・・・長く辛い道・・・。
がんばるどー!
(ハルヒコさんにも・・・よろしく!
  • 2009-02-22 23:25
  • ルレクチェ
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[C352]

この会話、たびたまさん、全部覚えているんですかぁ!
すごいです!!!
それにしても、京子さん、面白いですねぇ(笑)。
もう、お腹抱えて笑ってしまいました^^
こんな会話を聞いていると、ある意味、とっても幸せだなぁって思います^^
だって、なんだか、もう何の憂いもなく、どこからかやってくるインスピレーションの世界というか、楽しい世界で生きていますよね。
私も、この京子母さんとお話して、「血」を分けていただきたいです(笑)。
でも、自分の血を吸っていいなんて、愛がありますよね~♪ 
まさに、与える愛です!!!
たびたまさんも、優しく接していらして、本当に素敵!
また、楽しいお話し聞かせてくださいね^^

拍手コメントありがとうございました!
>必要な時に助けが現れる
って言葉、本当だなぁと思いながら、ありがたく読ませていただきました。
道を広げ、遠くまで行けるよう、頑張っていきますね^^

[C353] ルレちゃんへ

楽しんでくださってありがとう(^o^)

> もっと・・・邪悪な魂のような気がするルレクチェです(笑
あはは ・・・たびたまもどうなるかわかりません
なにせ 根がひねくれてるから・・・(笑)
でもやっぱり 毎日なるべくきれいな心で
楽しい気持ちで生きるようにしていれば
いずれ「常識」の枠が外れてしまったときに残るものが
少しは違うんじゃないかな(ぜひ 違いたい)

> 欲深な私には・・・長く辛い道・・・。
> がんばるどー!
> (ハルヒコさんにも・・・よろしく!
人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し(家康)
・・・と書こうとしたら 「重荷を置いて」と変換してしまい
一人ウケているたびたまですが(笑)がんばるどー!

ハイ ハルヒコさんに伝えておきます(^ ^)

[C354] Megiさんへ

> この会話、たびたまさん、全部覚えているんですかぁ!
もうね~~ と~~っっっても楽しかったので
何としても みなさんにお伝えしたくて
帰宅後 必死に思い出して書いたんですよ
でもこれで精一杯・・・(フー)
ほんとうはもっともっと長い時間お話ししたんですけど
「お腹抱えて笑って」いただいて よかったです(^ ^)

> 私も、この京子母さんとお話して、「血」を分けていただきたいです(笑)。
ほな京子さんにお願いしてあげますから
名刺 もってきなはれ(笑)

> でも、自分の血を吸っていいなんて、愛がありますよね~♪ 
> まさに、与える愛です!!!

そうでしょう! たびたまもじーんときてしまいました(;_;)
それだけに その他の不気味な発言の数々が
より奇っ怪さを増すのです(笑) 

[C355]

たびたまさん、このおばあさまはとても想像力が豊かでいらして、
お若いころは楽しい方でしたでしょうね。
お話しは二転三転しますが、次はどんなお話しが出てくるのかしら?と、
途中から興味が湧いてきちゃいませんか?
マムも、お義母さんに会いに行くと、こんな光景に出合いますが、
視点を変えてみると、まさに童話の世界ですよね。
でも、いくつになっても、愛が溢れていて、素敵なおばあさまです。

[C356]

たびたまさん、こんばんは。
相手を尊重しながら、合わせられるってすごいなって思いましたv-411
相手の言っている言葉はどういう意味なのか探るって結構、力いりますもんね。

明日には忘れちゃうかもしれないけど、
たびたまさんのおかげで、
穏やかで楽しい時間を過ごせたんじゃないかなって思いました。
記憶じゃなく、心のバランスの手助けをたびたまさんはしたんじゃないかな~って、ヒロヒロ的解釈だけど…(汗)

血吸う~???
恐いけど(笑)…きっと、元気になりなよっていう京子さんの優しさですねv-398

たびたまさんの関西弁、グ~でした(笑)
でも…京都弁じゃなく、コテコテの大阪弁のような…(笑)

[C357] マムさんへ

本当にね たいていの方は、同じお話しの繰り返し
(それもかなり狭い範囲)になるのですけど
京子さんは 次に何が出てくるのかまったくわからず
湧き出るイマジネーションの泉に 圧倒されっぱなしでした
まさにファンタジーホラーの世界(笑)
マムさんのお母様も こんな楽しいお話をなさるのかしら?
どうぞいつまでもお元気でいてくださいますように(^ ^)

> でも、いくつになっても、愛が溢れていて、素敵なおばあさまです。
ホントですねぇ こんなおばあさまになりたいですねぇ~
血を吸わせてあげるかどうかは 別として…(笑)

[C358] ヒロヒロさんへ

> 相手の言っている言葉はどういう意味なのか探るって結構、力いりますもんね。
そうですね 相手がだれであっても
「何が言いたいのかな?」と考えて
理解する努力は 大切ですよね
たびたまは 認知症の方とお話しして
その練習をさせていただいているように思います

> 血吸う~???
ギョッとしますよね でも 可笑しい(笑)
たびたま 京子さんの優しさに感動して涙ぐみながらも
いっしょけんめい 笑いをこらえてました(笑)

> 記憶じゃなく、心のバランスの手助けをたびたまさんはしたんじゃないかな~って、ヒロヒロ的解釈だけど…(汗)
そんなふうに解釈してくださって とてもうれしいです(^ ^)
「本人はわからないんだから 関係ないでしょ」って思う人も
いるかもしれないけれど…
たとえ30秒後に忘れてしまっても その一瞬一種の
精神の閃きとか 喜びとかに 意味があると思っています
きょうも素敵なコメント ありがとう(^ ^)

[C359]

ん~~・・・なにかファンタジーと思って読んでいたのですが、途中で「藤山寛美の人情喜劇」の台本を読んでるような感覚で、笑いあり、涙あり、人情ありの舞台のようでした^^
きっと京子さんは、その才能もお持ちだったのではないでしょうか?それとも役者さんだったのかな?シリーズにして、そのまま本にしたり舞台になりそうです^^
で、たびたまさんは吸血鬼の役柄で主演に決まりですね^^v
  • 2009-02-24 10:39
  • 大世
  • URL
  • 編集

[C360] 大世さんへ

「藤山寛美の人情喜劇」…なるほど(笑)
そうですね、そういう才能がおありなのかも…
これは、案外、ハルヒコさんが作家さんというのも
まんざら 妄想ではないかもしれませんね???
こんど本当に名刺もっていって、紹介していただこうかな?
吸血鬼役のオーディションを 受けられるかも…(笑)

[C361]

たびたまさん、おはようございます。

この、京子さん、とっても発想が豊かで、しかも愛情深い方なのですね。
自分の血までくださるとは、なかなかできることではありません。

タイトルを見たとき、何の事かと思いましたよ(笑)。

私も、たとえ認知症になったとしてもどんな病気になったとしても、
京子さんのように、心根に愛情をたっぷりたたえたおばあちゃんになるべく、日々精進していきたいと思います。
  • 2009-02-27 07:09
  • ちなみ
  • URL
  • 編集

[C362] ちなみさんへ

> この、京子さん、とっても発想が豊かで、しかも愛情深い方なのですね。
> 自分の血までくださるとは、なかなかできることではありません。

そうですね きっと そういう方なのでしょうね~
でも、一見した感じでは、しかめっつらで
どちらかといえば 怖い感じなのです
ひとは見かけによりませんね~(笑)

> 私も、たとえ認知症になったとしてもどんな病気になったとしても、
> 京子さんのように、心根に愛情をたっぷりたたえたおばあちゃんになるべく、日々精進していきたいと思います。

ほんとうですね、認知症になっても、まわりのひとを
幸せな気持ちにできる人でいられたらいいですね
いつも素敵なコメント ありがとうございます(^ ^)

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